研究課題/領域番号 |
23300085
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学・ソフトコンピューティング
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
橋本 敬 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (90313709)
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研究分担者 |
藤田 耕司 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (00173427)
岡ノ谷 一夫 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30211121)
金野 武司 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 特任助教 (50537058)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2011年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 超越性 / 言語の起源と進化 / 複合的アプローチ / コミュニケーション / 実験記号論 / 文化進化 / 複雑系 / 比喩的記号システム / 描画実験 / オノマトペ / 創造タスク / ソース・ターゲット関係 / 自他の仮説形成 / 超越的コミュニケーション / 生物言語学 / 言語進化実験 / 構成論的アプローチ / 代替表現 |
研究成果の概要 |
いま・ここから離れれたことに言及できる「超越性」という人間言語に特有の性質を,複合的アプローチにより研究した.言語コミュニケーションにおける超越性の特異性は,相手が知らない対象について伝え共有できることであることを示し,この性質の成立メカニズムを調べる実験記号論のアプローチを採用した描画コミュニケーション実験を開発した.この実験の解析を通じて,メタファー的表現とメトニミー的表現を組み合わせて用いる戦略が超越的コミュニケーションの成立に有効であり,その成立過程では類像的から比喩的へと記号システムの変化が生じることが分かった.この変化は言語の初期の文化進化でも生じている可能性を議論した.
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