研究課題/領域番号 |
23300130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
南 雅文 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (20243040)
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連携研究者 |
金田 勝幸 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 准教授 (30421366)
井手 聡一郎 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (30389118)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 情動 / 疼痛 / 抑うつ / 不安 / 神経ペプチド / 行動薬理 / 神経路特異的 / オプトジェネティクス / ノルアドレナリン / 行動薬理学 |
研究概要 |
脳内分界条床核において、神経ペプチドであるCRFとNPYによる神経情報伝達が、痛みによる不快情動生成において相反的な役割を果たすことを明らかにした。また、これら神経ペプチドが分界条床核II型神経細胞に選択的に作用し、その活動をCRFは促進し、NPYは抑制することを示した。さらに、組織学的解析により、分界条床核II型神経細胞の活動亢進が、腹側被蓋野ドパミン神経の活動を抑制することにより不快情動を惹起する可能性を示し、痛みによる不快情動生成の神経機構を明らかにした。
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