研究課題/領域番号 |
23300185
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
喜多 英治 筑波大学, 数理物質系, 教授 (80134203)
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研究分担者 |
小田 竜也 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20282353)
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連携研究者 |
柳原 英人 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (50302386)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 磁気温熱治療 / 磁性ナノ粒子 / 動的磁化過程 / 酸化鉄 / がん温熱治療 / ハイパーサーミア / 磁気異方性 / 保磁力 / ヒステリシス損失 / 表面修飾 / ナノ粒子 |
研究概要 |
がん細胞を体外からの交流磁場を用いて加熱殺傷する電磁誘導加熱治療の実現を目的に、発熱体となる磁性ナノ粒子材料と材料の設計指針を与える交流磁場下の性能評価装置を開発した。生体適合性が良く、高発熱を可能にする磁性ナノ粒子として、楕円板状Fe酸化物ナノ粒子に着目した。がんに集積させる事を容易にするためナノ粒子の粒径制御や分散性の向上を試みた。交流磁場の効率的利用と発熱機構解明に役立つ動的磁化過程の計測を目的に、磁場発生と磁化測定装置を作製し、発熱状態での動的な磁化の振る舞いの計測を可能にした。これにより複雑な発熱の機構を議論することができ、材料設計の指針を得る。
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