研究課題/領域番号 |
23300319
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
脇田 久伸 福岡大学, 理学部, 非常勤講師 (50078581)
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研究分担者 |
栗崎 敏 福岡大学, 理学部, 准教授 (20268973)
高崎 洋三 佐賀大学, その他部局等, 名誉教授 (30124811)
中村 政俊 佐賀大学, その他部局等, 名誉教授 (50038080)
小野寺 英輝 岩手大学, 工学部, 准教授 (50233599)
青木 歳幸 佐賀大学, 地域歴史文化研究センター, 特命教員 (60444866)
長野 暹 佐賀大学, その他部局等, 名誉教授 (80039221)
沼子 千弥 千葉大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80284280)
相良 英輔 佐賀大学, 経済学部, 客員研究員 (70124071)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 幕末・明治期 / 製鉄技術 / 佐賀・出雲・盛岡南部 / 在来知・外来知 / 受容・融合・展開 / 自然科学分析 / 史資料分析 / 文理融合研究 / 幕末・明治期 / 在来知と外来知 / 地域鉄産業技術 / 史学・分析科学 / 蛍光X線分析 / ICP-MS分析 / 希土類元素 / 佐賀・出雲・盛岡南部 / 明治・大正期 / XAFS分析 / 在来知 / 日中国際共同研究 / 佐賀・出雲・盛岡南部 / 鉄産業技術の展開 / 蛍光X線分析 / システム工学分析 / 日中国際シンポジウム / 製鉄技術の伝承 / 鉄製大砲 / 鉄産業の展開 / 砲術書 / たたら / 田部家 |
研究成果の概要 |
本研究グループは在来の技術や経験(在来知)が日本の近代化に及ぼした具体的影響を探るべく,文系・理系の融合研究で国内・東アジアの研究者を含めた国際共同研究を行い,在来知の外来知受容と融合及び展開を鉄産業,医療技術などの具体例から探った。江戸末期から鉄づくりをしていた佐賀・出雲・盛岡南部の鉄産業を史資料分析とその鉄遺物の自然科学分析を行い,西洋技術受容・定着には,在来産業における技術が影響を与えていたこと,鉄遺物(砲弾)にはSrなどの微量元素と極微量希土類元素の分布などから徴古館の砲弾は佐賀藩製とは断定できず,上野寛永寺の砲弾表面のPbは国産品に帰属できるなど次なる研究の展開が期待された。
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