研究課題/領域番号 |
23300328
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
木川 りか 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, その他 (40261119)
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研究分担者 |
高鳥 浩介 東京農業大学, 農学部, 教授 (50270624)
久米田 裕子 大阪府立公衆衛生研究所, 感染症部, 課長 (10250317)
犬塚 将英 独立行政法人国立文化財機構, 東京文化財研究所・保存修復科学センター, 主任研究員 (00392548)
佐藤 嘉則 独立行政法人国立文化財機構, 東京文化財研究所・保存修復科学センター, 研究員 (50466645)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 文化財 / 微生物劣化 / カビ / 保存科学 / 浮遊菌 / 被災文化財 |
研究成果の概要 |
本研究では、文化財のカビの被害の原因と問題点を明確にし、適切な調査法、カビの生理的性質に基づいた制御法、施設の環境整備法について検討した。とくに津波で被災した紙資料等については、カビによる資料への影響と人体への健康被害のリスクの双方について検討し、知見をまとめ広く公表した。また、寺社等や古墳など環境制御の難しい現場における対策について検討を行い、常に高湿度にある古墳公開施設においては、紫外線照射等と徹底清掃による対応を継続し、有効性を検討した。一連の研究を通じ、いわゆる博物館施設だけではなく、一般的に微生物のコントロールが難しい場所でのカビの制御法に一定の方向性を見出すことができた。
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