研究課題/領域番号 |
23300338
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
高田 将志 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (60273827)
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研究分担者 |
出田 和久 奈良女子大学, 自然科学系, 教授 (40128335)
宮路 淳子 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (30403322)
堀 和明 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 准教授 (70373074)
光石 鳴巳 奈良県立橿原考古学研究所, 埋蔵文化財部, 主任研究員 (70263548)
相馬 秀廣 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90196999)
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連携研究者 |
光石 鳴巳 奈良県立橿原考古学研究所, 埋蔵文化財部, 主任研究員 (70263548)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 古代日本 / 自然環境基盤 / 平城京 / 奈良盆地 / 完新世 / 沖積層 / 堆積イベント |
研究成果の概要 |
本研究では、古代日本成立期の自然環境基盤について、遠隔地のデータをもとにするのではなく、その舞台の中心となった奈良盆地とその周辺域を対象にどのようなデータが得られるのか、そしてそこからどのような自然環境像を読み取ることができるのか、について検討した。その結果、完新世初頭に急速に進んだ沖積低地の埋積イベントや、弥生・古墳時代以降にみられる急激な沖積層の堆積現象の存在などが示唆された。とくに後者については、気候変化などの自然的要因に加え、人為的植生破壊など、人間活動による環境改変の影響も考えられる。奈良盆地の環境変動について時空間的により詳細に検討するには、今後も更なるデータの蓄積が望まれる。
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