研究課題/領域番号 |
23310003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
北出 裕二郎 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 准教授 (50281001)
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研究分担者 |
田村 岳史 国立極地研究所, 助教 (40451413)
溝端 浩平 東京海洋大学, 大学院海洋科学技術研究科, 助教 (80586058)
笠島 克恵 東京海洋大学, 海洋観測支援センター, 特任助教 (30597985)
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連携研究者 |
嶋田 啓資 東京海洋大学, 観測支援センター, 博士研究員
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研究協力者 |
青木 茂 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授
平野 大輔 国立極地研究所, 博士研究員
芦田 将成 東京海洋大学, 大学院海洋科学技術研究科
鈴木 萌 東京海洋大学, 大学院海洋科学技術研究科
白井 優 東京海洋大学, 大学院海洋科学技術研究科
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2011年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 海洋科学 / 極域環境 / 環境変動 / 深層循環 / 南極底層水 / 海面塩分 / 深層大循環 / 海氷生産 / 温暖化 / 海洋環境変動 / 高密度陸棚水 |
研究成果の概要 |
南極海表層水の低塩化に伴う南極底層水の変質と深層循環に及ぼす影響を評価するため、東京海洋大学研究練習海鷹丸により2012年から2015年の毎年1月に南極海110°E及び140°E周辺海域で、水温・塩分場の観測、長期係留観測、乱流観測等を実施した。本観測では、中規模ポリニヤを起源とした南極底層水の生成を世界で初めて明らかにし、オーストラリア南極海盆の底層水上部へと沈み込んでいることを示した。底層水の顕著な低塩化は、140°Eだけでなく110°Eでも認められ、特に、昇温も認められた2014年には海盆底層水の密度が相対的に軽くなり、ビンセネス湾起源底層水が海盆底層水下部まで達していることが分かった。
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