研究課題/領域番号 |
23310004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
長田 和雄 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80252295)
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研究分担者 |
定永 靖宗 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70391109)
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連携研究者 |
鵜野 伊津志 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70142099)
松木 篤 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 准教授 (90505728)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | アンモニア態窒素 / 硝酸態窒素 / 越境汚染 / ガス粒子分配 / 日本海沿岸 / 環境変動 / 環境分析 / 環境質定量化・予測 |
研究概要 |
本研究では、越境汚染時の大気中に含まれるアンモニア態窒素のガス態・粒子態での濃度とその変動要因を知るために、海に面した石川県羽咋市で2012年3月と5月、11月に2週間ずつ、鳥取県鳥取市でも2013年6~7月にかけて、それぞれ集中観測を行った。解析の結果、大気中の寿命が長い粒子態のみならず、ガス態のアンモニアについても越境汚染していることがわかった。 一方、アンモニウムの対アニオンとして重要な全硝酸の連続観測を石川県珠洲市で行った。大陸からの汚染気塊が卓越する春季に高濃度となったが、同じく大陸由来の気塊が多い冬季が最も低濃度となり、その主たる原因として、全硝酸の湿性沈着が考えられた。
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