研究課題/領域番号 |
23310008
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
赤木 右 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80184076)
|
研究分担者 |
高橋 孝三 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (30244875)
佐野 弘好 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (80136423)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ケイ藻 / 珪酸殻 / デジタルアクション / 希土類元素 / 炭素同位体比 / 生物ポンプ / 海洋ケイ酸 / ケイ酸金属錯体 / ケイ藻珪酸殻 / 有機炭素 / ケイ藻ケイ酸殻 / 沈降粒子 / 溶解速度論 / 溶解 / 層状チャート |
研究概要 |
ケイ酸珪酸殻は生産量が高い時に凝集により化学的変質から免れ、もともとの特徴を備えていることを利用し、以下を明らかにした。 1. ケイ藻珪酸殻の個体差の問題から化学変化とケイ藻の凝集との関係を整理することは困難であった。2. ケイ藻珪酸殻は、希土類元素等陸起源元素を陸物質と比較して約1/100から1/10程度の濃度で含む。3. 海水中の希土類元素はケイ酸錯体として存在し、この形態の錯体はケイ藻が吸収することができる。4. ケイ藻は陸起源物質を直接吸収することができる。5. ケイ藻の有機炭素は沈降中速やかに分解し、極めて生産性が高い時でさえも残存率は2%以下である。成果を論文にまとめ公表した。
|