研究課題/領域番号 |
23310047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
古武 弥一郎 広島大学, 医歯薬保健学研究院(薬), 准教授 (20335649)
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研究分担者 |
太田 茂 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 教授 (60160503)
小椋 康光 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (40292677)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 有機スズ / グルタミン酸受容体 / 神経毒性 / GluR2 / 核呼吸因子-1 |
研究概要 |
本研究では、我々が見出したTBTによるGluR2発現減少のin vitroメカニズム、およびTBT摂取によるGluR2(AMPA型グルタミン酸受容体サブユニット)発現減少に基づいたin vivo神経影響の2点に着目し、環境に存在する濃度に近い濃度の有機スズによる神経影響の分子メカニズムの解明を試みた。その結果、TBTによるGluR2発現減少の一因として、転写因子である核呼吸因子-1 (NRF-1) の活性および発現低下が関与していることが示唆された。一方、TBTを経口投与したラットの大脳皮質、海馬においてGluR2や脳由来神経栄養因子 (BDNF) の発現が減少傾向にあることが明らかとなった。
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