研究課題/領域番号 |
23310061
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
渡邊 隆司 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (80201200)
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研究分担者 |
片平 正人 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (70211844)
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連携研究者 |
渡邊 崇人 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (30362403)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2011年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | バイオマス / バイオリファイナリー / リグニン / バイオファイナリー / 木材 / バイオミメティック反応 |
研究概要 |
本研究では、木材を安価な電解質溶媒に可溶化して利用する方法を開発した。研究の結果、室温で微粉砕木粉が全可溶化する有機酸による溶解法を見出した。調製した木材溶液は、可溶化直後に高分子溶液としての性質を示した。可溶化液の異種溶媒混合により、セルロース性の多孔体が分離し、溶液画分からは溶媒留去により透明なフィルムが生成することを見出した。この可溶化機構をモデル化合物を用いた反応で提案した。溶解温度を110℃にすると、おが屑がセルロースの加水分解を伴い全可溶化することも見出した。さらに、ヘテロポリ酸による微粉砕木粉の可溶化条件や酵素糖化性も明らかにした。
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