研究課題/領域番号 |
23310063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
水野 元博 金沢大学, 物質化学系, 教授 (70251915)
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研究分担者 |
井田 朋智 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (30345607)
大橋 竜太郎 金沢大学, 物質化学系, 助教 (50533577)
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連携研究者 |
大橋 竜太郎 金沢大学, 物質化学系, 助教 (50533577)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
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キーワード | ナノ構造化学 / 燃料電池 / プロトン伝導体 / 固体NMR / 複合材料・物性 |
研究概要 |
本研究では固体NMR法を用いてイミダゾールを含んだ結晶や高分子の高プロトン伝導性物質の局所的な構造やダイナミクスを詳細に解析することができた。重水素NMRの広幅スペクトルとQCPMGスペクトルのシミュレーション解析を併用することにより,広い温度範囲で分子運動の解析ができるとともに,一つの分子が振動や回転など複数の運動モードを有する場合や物質内部に運動性の異なる複数のドメインが存在する場合,これらの情報を分離し高精度の解析を行うことができた。本研究によりイミダゾールの再配向運動が関与した高効率なプロトン伝導メカニズム,プロトン伝導経路,プロトン伝導を妨げる要因に関する知見を得ることができた。
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