研究課題/領域番号 |
23310125
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
釜井 俊孝 京都大学, 防災研究所, 教授 (10277379)
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研究分担者 |
末峯 章 京都大学, 防災研究所, 教授 (00109092)
王 功輝 京都大学, 防災研究所, 助教 (50372553)
渋谷 拓郎 (澁谷 拓郎) 京都大学, 防災研究所, 教授 (70187417)
西山 賢一 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド, 准教授 (60363131)
秦 吉弥 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (80463561)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 地すべり / 東北地方太平洋沖地震 / 高精度観測 / 都市域 / 宅地盛土 / 都市 / 2011年東北地方太平洋沖地震 / ダイナミック / 観測 / 東日本大震災 / 宅地造成地 / 地震 |
研究概要 |
"格段に精細な時間分解能“で地すべりを観測し、動的現象としての地すべり変動を解明した。具体的には、2011年東北地方太平洋沖地震によって、仙台市・緑ヶ丘4丁目で発生した造成地盤地すべりで観測した。その結果、弱層による免震効果の存在が明らかとなり、地すべり構造が、地震応答に強く影響を及ぼしている事が判明した。過剰間隙水圧と地震動の関係から、水圧の増加によるすべり層強度の喪失が地すべりを発生させた事がわかった。すべり層における局所破壊が、大規模な地すべり変動に発展する過程も観測された。今回のような精密動的観測は、強震時における地すべりの挙動を知る上で、基礎的な知見を提供するものとして重要である。
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