研究課題/領域番号 |
23310128
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
大串 浩一郎 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00185232)
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研究分担者 |
岸原 信義 佐賀大学, 大学院・工学系研究科客員, 研究員 (40003769)
日野 剛徳 佐賀大学, 低平地沿岸海域研究センター, 教授 (20295033)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 流域治水 / 野越 / 霞堤 / 氾濫 / 堆積 / 定方位板状地層採取 / 数値シミュレーション / 城原川 |
研究概要 |
佐賀平野における流域対応の伝統的治水について,地盤工学的・水工学的アプローチにより定量的に評価し,今後の流域対応による治水の具体的方策として提案することを目的として研究を進めた. 佐賀平野東部の城原川には野越や霞堤が現存するが,地盤採取によりそれらの受堤が存在していたと考えられる地点近傍ほど砂質土が多く堆積していることが分かった.また氾濫流と土砂輸送の数値解析により,受堤付近では洗掘傾向,それ以外の地点では堆積傾向が見られ,洗掘傾向を示した地点でレンズ状の極細粒砂パッチが見られた. さらに佐賀平野の大河川の瀬替えは,流水客土や舟運などへの活用のために行われていたことも明らかとなった。
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