研究課題
基盤研究(B)
エピジェネティック制御の観点から、ヒト内在性レトロウイルス(human endogenous retrovirus: HERV)の転写抑制機構の実体を明らかにし、その生物学的重要性を検討する。そのために、ヒトES/iPS細胞でヒストンメチル化制御因子の遺伝子をノックアウトした細胞の樹立を目指した。目的とする細胞の樹立にまでは至らなかったが、CRISPR/Cas9とガイドRNAを用いた系により、既にマウスのES細胞でERVの転写抑制に重要な役割を持つESET/ESETDB1のゲノム改変が可能であることが確認出来た。今後、この系を使って、目的の解析を進めたい。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 6件) 図書 (4件)
Development
巻: 139 ページ: 3806-3816
http://dev.biologists.org/content/139/20/3806.long