研究課題/領域番号 |
23310167
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
加藤 英寿 首都大学東京, 理工学研究科, 助教 (50305413)
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研究分担者 |
吉丸 博志 独立行政法人森林総合研究所, 多摩森林科学園, 園長 (20353914)
山本 節子 (山本 節子(鈴木節子) / 鈴木 節子) 独立行政法人森林総合研究所, 森林遺伝研究領域, 主任研究員 (70456622)
井鷺 裕司 京都大学, (連合)大学院・農学研究科, 教授 (50325130)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 生物多様性保全 / 生態系修復 / 自然再生 / 遺伝構造 / 生態系修復・整備 |
研究概要 |
小笠原諸島は独自性の高い生物相を有するが、その自然環境は過去の開発や侵略的外来種の影響により荒廃しつつある。劣化した自然環境を再生させるために在来樹を植栽する際は、地域集団の遺伝的変異を攪乱しないよう種苗配布区域の選定を慎重に考慮しなければならない。本研究では数種の植栽候補種を対象に、核DNAマイクロサテライトマーカーを用いて集団遺伝学的解析を行った。その結果、多くの樹種は列島間や島間で遺伝的に分化していたが、シマホルトノキなど一部の種においては、同一島内の異なる環境条件下で遺伝的分化が認められた。また、種苗の配布区域を選定する際には、階層的な分子分散解析が役立つことを示した。
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