研究課題/領域番号 |
23320009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
水上 雅晴 琉球大学, 教育学部, 教授 (60261260)
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研究分担者 |
石井 行雄 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (60241402)
近藤 浩之 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (60322773)
佐野 比呂己 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60455699)
江尻 徹誠 北海道大学, 文学研究科, 専門研究員 (80528232)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 校勘 / 儒家経典 / テキスト / 日中学術交流 / 琉球漢学 / 経典 / 年号勘文 / 易学 / 書き入れ / 博士家 / 江戸の学術 / 仏典 / 琉球 / 国書 |
研究成果の概要 |
文字テキストの本来の姿、もしくはあるべき姿を追求してなされる校勘は、古典や経典を対象として行なわれる研究の基礎作業と位置づけられる。校勘は中国の清代に至って一つの学術分野と認められるほどの発展を遂げたが、校勘それ自体を対象とする研究は少ない。本研究では、琉球を含む日本と中国において基本的教養の書であり続けた儒家の経典を主たる材料として、それぞれの地域における校勘の発展のプロセスについて相互の影響を視野に入れながら跡づけた。同時に、校勘に従事した知識人の実態、文字の異同を示すために書き入れられた校語が持つ学術上の価値などの諸問題についても論じ、さらには校勘学上有用な新資料も発掘した。
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