研究課題/領域番号 |
23320011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
吉水 千鶴子 筑波大学, 人文社会系, 教授 (10361297)
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研究分担者 |
佐久間 秀範 筑波大学, 人文社会系, 教授 (90225839)
小野 基 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00272120)
武内 紹人 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (10171612)
船山 徹 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70209154)
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連携研究者 |
久間 泰賢 三重大学, 人文学部, 准教授 (60324498)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | チベット仏教 / カダム派 / インド後期仏教 / カシミール / 中央アジア / 仏典翻訳 / 僧院仏教 / 人文情報学 |
研究成果の概要 |
10~12世紀チベット地域では仏教復興運動が起こり、カシミール、北インド、ネパール、中央アジアなどの周辺地域から仏典や戒律を導入し、翻訳事業を行い、僧院を建立し、今日のチベット仏教の基礎となる教学体系を確立した。その歴史的背景と教学が形成される過程を、チベット語、漢語、サンスクリット語の資料を用いて調査した。その結果、周辺地域の影響のもと、大乗仏教思想がチベットへ継承された具体例を提示した。とくに新しく発見されたこの時代に書かれたチベット語の写本資料の研究により、カシミールのインド人学僧とチベット人学僧の共同作業によって仏典の翻訳と教義伝承が行われたプロセスを明らかにした。
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