研究課題/領域番号 |
23320085
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田窪 行則 京都大学, 文学研究科, 教授 (10154957)
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研究分担者 |
今仁 生美 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (20213233)
坂原 茂 東京大学, 教授総合文化研究科, 教授 (40153902)
下嶋 篤 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (40303341)
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連携研究者 |
宝島 格 名古屋学院大学, 商学部, 教授 (50288445)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | メンタルスペース / 空間 / 時間 / 論理意味論 / 推論 / 図的表現 / メタファー / 類比マッピング / オリエンテーション / 時間・空間・論理の写像関係 / モダリティ / 言語学 / 空間認知 / 国際研究者交流 / 「行く」の過去助動詞化 / 「来る」の始発・継続助動詞化 / 空間オリエンテーション / 時空間マッピング / 論理領域 / 位相幾何学 / 意味論 / 危機言語 / 空間把握 / ジェスチャー |
研究成果の概要 |
本研究ではメンタルスペースの類比マッピングの概念を使い、空間と時間、これらと推論関係との写像関係を位相幾何学、論理意味論により明らかにした。まず空間・時間用法の前置詞がもつ特性が、位相空間の概念で解明できることを示した。日本語とロマンス諸語における移動動詞に基づく時間表現を分析し,その基底にある空間移動を時間の推移や事件の生起に写像するメタファ・マッピングのメカニズムを明らかにした。図的表現を用いた推論を題材に推論における実世界の空間的制約の影響について分析し、図の意味論的観点から、推論に対する空間的制約の干渉の形式を予測し、心理実験により二つの干渉の形式について強い証拠を得た。
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