研究課題/領域番号 |
23320138
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
市村 高男 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (80294817)
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研究分担者 |
先山 徹 兵庫県立大学, 付置研究所, 准教授 (20244692)
佐藤 亜聖 (財)元興寺文化財研究所, 主任研究員 (40321947)
高津 孝 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (70206770)
福島 金治 愛知学院大学, 文学部, 教授 (70319177)
桃崎 祐輔 福岡大学, 人文学部, 教授 (60323218)
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連携研究者 |
大木 公彦 鹿児島大学, 名誉教授 (90041235)
千々和 到 國學院大學, 文学部, 教授 (10013286)
長谷川 博史 島根大学, 教育学部, 教授 (20263642)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2011年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 石造物 / 石材識別 / 形態・様式 / 畿内系・在地系 / 地域的展開 / 中国・韓国 / 技術・文化交流 / 薩摩塔・碇石 / 韓国石塔 / 技術伝播 / 中世の石造物 / 日中・日韓交流 / 石材産地 / 形態編年 / 宋風石造物 / 半島風石造物 / 畿内系石造物 / 流通と交流 |
研究概要 |
本研究では、中世石造物の成立と地域的展開について、石質と形態の両面から検討し、13世紀後半に畿内系石造物が成立し、地方伝播が始まること、各地域側は、それぞれの地域で産出する石材を使用し、地域性にあった形態を造り上げた結果、地域ごとに多様な石材・様式の石造物が出現したことを明らかにした。 また、西日本の周辺部には、畿内系石造物の影響を受けない個性的事例が多いことに着目し、その成立事情を大陸・半島の石造文化との関連から捉えようと調査を実施し、九州西海岸を中心に薩摩塔など中国産石造物を多数確認、日本海沿岸地域では韓国石造文化と関連する石造物を検出し、両国を見据えた調査の必要性を指摘した。
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