研究課題/領域番号 |
23330027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
行澤 一人 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (30210587)
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研究分担者 |
近藤 光男 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (40114483)
志谷 匡史 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (60206092)
川口 恭弘 同志社大学, 法学部, 教授 (70195064)
吉井 敦子 大阪市立大学, 大学院・法学研究科, 教授 (60268571)
榊 素寛 神戸大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (80313055)
飯田 秀総 神戸大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (80436500)
伊勢田 道仁 関西学院大学, 法学部, 教授 (20232366)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 株式市場価格 / 企業価値 / 公正な価格 / 株式の価格 / 市場価格 / 時価 / マーケットアプローチ / 証券市場 / 投資損害 / 株式価値 / 民事責任 / 会社法 / 金融商品取引法 / 株式 / 株主保護 / 効率的市場仮説 / 株式買取請求権 / 全部取得条項付種類株式 / 価格決定の申立て |
研究概要 |
株式市場によって形成される市場価格それ自体が、企業価値に基礎を有しつつ、それとは別個の財産権としての意義を有する「株式価値」の内実を構成し、それゆえに市場価格こそが市場において取引する種々の当事者の公正な利害調整点としての一義的意味を持つという説明原理が十分に成り立ち得ることを確認した。そして、利益相反や違法行為等により市場価格の公正機能が阻害される場合には、市場価格からかい離することを主張する当事者に比較的厳格な主張立証責任を課す一方、市場価格の正当性を主張する側には違法性を疑うべき要素を積極的に除去することを求めることで適切に対処すべきであると解するに至った。
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