研究課題/領域番号 |
23330060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
北川 章臣 東北大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (60262127)
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研究分担者 |
太田 聰一 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60262838)
照山 博司 京都大学, 経済研究所, 教授 (30227532)
柴田 章久 京都大学, 経済研究所, 教授 (00216003)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 関係指向性 / 市場指向性 / 長期取引関係 / 経済成長 / 構造変化 |
研究成果の概要 |
本研究は、90年代以降の日本経済の極端なパフォーマンスの悪化の原因を、日本経済の「(長期)関係指向性」という特徴に注目しつつ、実証的・理論的に分析した。80年代後半以降の経済環境の変化に対応して、日本企業は長期雇用や系列融資といった従来の関係指向的な取引関係を見直し、将来の不確実性に対する自らの柔軟性を確保しようとしたが、われわれの実証研究は、これによる市場指向性の進展は限定的であり、関係指向性は依然として日本経済に深く根を下ろしていることを見出した。併せて、日本経済がこのように根強い関係指向性を持つことを説明する理論モデルの構築を行った。
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