研究課題/領域番号 |
23330109
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
堀 敬一 立命館大学, 経済学部, 教授 (50273561)
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研究分担者 |
赤堀 次郎 立命館大学, 理工学部, 教授 (50309100)
藤崎 正敏 立命館大学, 理工学部, 非常勤講師 (20047492)
小倉 義明 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70423043)
播磨谷 浩三 立命館大学, 経営学部, 教授 (90347732)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | メインバンク / 企業統治 / 企業金融 / 確率微分方程式 / ファイナンス / 契約理論 / 確率過程 |
研究成果の概要 |
本研究課題では日本型金融システムの再評価、特にメインバンクの役割に焦点を当てて分析を行った。初めに連続時間の枠組みにおける数学的手法の開発と、動学的なプリンシパル-エージェントモデルの開発を行った。そこから得られた含意に基づき、実証分析を行った。実証研究からは主に以下の結果が得られた。第1に銀行間の融資競争は、特に新興企業の借り入れ能力を増大させることに寄与している。第2に銀行の経営効率性は、借り手の倒産確率に影響を与えている。このように日本の銀行が企業経営に正の影響を与えていることは示されたが、それはメインバンク固有の役割とは限らない。このことについて統計的に有意な結果は得られなかった。
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