研究課題/領域番号 |
23330114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
井奥 成彦 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60184371)
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研究分担者 |
谷本 雅之 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (10197535)
武田 晴人 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (20126113)
吉田 ゆり子 東京外国語大学, 総合国際学研究院, 教授 (50196888)
小川 幸代 長岡大学, 経済経営学部, 教授 (90320879)
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研究協力者 |
油井 宏子
石井 寛治 東京大学, 名誉教授 (20012122)
桜井 由幾
島津 良子
菅野 則子 元帝京大学, 文学部, 教授 (10017535)
冨善 一敏
中川 博勝
三科 仁伸
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 19世紀 / 畿内 / 豪農 / 木津川 / 金融 / 流通 / 領主 / 八木家 / 堺屋庄五郎家 |
研究概要 |
これまでの豪農研究では、一つの家に残された文書に依拠し、その家を中心に議論するものが多かったのに対し、本研究では、19世紀日本の最先進地域である南山城の複数の豪農の史料を調査し、豪農相互間の関係を探るとともに、領主・豪農・村の関係、都市金融業者と豪農の関係をも見た。その結果、当該地の資力豊かな豪農に領主がさまざまなかたちで吸着するようすや、豪農間のネットワークの中に核となる豪農がいたことが浮かび上がってきた。中核豪農は京都や大坂の有力両替商から融資を受け、他の豪農へ融資する局面も見られ、豊かな生産力と潤沢な資金の流れの中から、近代以降の地域の経済発展を主導する者が現れる道筋が見えてきた。
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