研究課題/領域番号 |
23330198
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊東 裕司 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (70151545)
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研究分担者 |
仲 真紀子 北海道大学, 文学研究科, 教授 (00172255)
厳島 行雄 日本大学, 文理学部, 教授 (20147698)
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連携研究者 |
指宿 信 成城大学, 法学部, 教授 (70211753)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2011年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 裁判員 / 感情 / バイアス / 被害者の意見陳述 / 事実認定判断 / 遅延時間の効果 / 二重過程理論 |
研究概要 |
法廷においては、居合わせた人に強い感情を引き起こすようなやり取りが多くなされる。裁判員が判断を下す際に、感情の影響を受けてゆがんだ判断をしてしまうことがないか、それを防ぐような手だてはないかについて、模擬裁判員実験を行って検討した。その結果、模擬裁判員のある種の感情(怒り、同情など)が被告人の有罪無罪の判断と関係していることから、感情により裁判員の判断が影響を受ける可能性が指摘された。さらに、判断の仕方についての説明を加える、判断するまでに時間を置くなどにより、感情の影響を抑えられる可能性があることも示された。
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