研究課題/領域番号 |
23330202
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
白井 利明 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00171033)
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研究分担者 |
遠藤 利彦 東京大学, 大学院教育学研究科, 教授 (90242106)
中村 知靖 九州大学, 大学院人間・環境学研究院, 教授 (30251614)
尾崎 仁美 ノートルダム女子大学, 心理学部, 准教授 (10314345)
徳田 治子 高千穂大学, 人間科学部, 准教授 (40413596)
勝眞 久美子 一般社団法人看護学生キャリア開発研究所 (80413475)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | アイデンティティ / 時間的展望 / 成人期 / 縦断研究 / ジェネラティヴィティ / キャリア発達 / 生涯発達 / エルゴード性 / ライフストーリー / 世代性 / 青年期 / ナラティブ / 質的分析 |
研究成果の概要 |
成人期のアイデンティティ再構築を時間的展望の視点から解明するために、縦断研究を行った。質問調査と面接調査を実施した。その結果、20代の未来指向は、コミットメントを強めることをとおして、アイデンティティを発達させた。他方、現在指向は、コミットメントを弱めることをとおして、アイデンティティを退行させるとともに、探求を高めた。以上から、青年期のアイデンティティを問い直す成人期前期のアイデンティティ発達は、未来指向と現在指向の両方が必要であるとされた。これはバランスのとれた時間的指向性と名づけられた。
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