研究課題/領域番号 |
23330205
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
丸野 俊一 九州大学, 人間環境学研究院, 特任教授 (30101009)
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連携研究者 |
松尾 剛 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (50525582)
野村 亮太 日本学振特別研究院(PD : 東京大学教育学研究院) (70546415)
小田部 貴子 福岡工業大学, 特任教員 (80567389)
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 対話型授業 / 創造的思考 / 共感性 / 自己省察 / 対話型授業実践 / 認識論 / メタ認知 / 省察的思考 / 心理的距離 / 責任制の配分 / 躓きからの学び / 教師の熟達化 / 対話型教育 / 授業実践過程での思考の可視化 / 認知的・情動的共感性 |
研究概要 |
本研究では、対話型授業に焦点を定め、(1)教師の対話方略の運用の仕方・変化、(2)創造的対話が生起するために不可欠な心的要因に対する子どもの気づき、(3)教師の認識論の違いと授業形態との関連、(4)批判的思考や共感性の育成の変化の様相を解明した。 その結果、(1)教師の対話方略の運用は子どもたちの対話力の水準に依存する,(2)対話の生起には、異なる考えを認め合う、他者の視点を共有し、自分の考えを省察することの重要性に気づく、(3)授業スタイルは、教師が抱く認識論に大きく依存する、(4)対話型授業の中では、創造的・批判的思考のみでなく、情動的な共感性も育まれることが分かった。
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