配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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研究概要 |
本研究では,人工的に作られたモデル複合膜に対する理論モデルの構築と独自の数値計算方法でのシミュレーション解析により, 生体膜が示す多様で複雑な変形現象を, 物理学の観点から明らかにすることを目的として研究をおこなった.膜内部自由度が本質的に重要となる, 様々な系(二成分穴あきベシクルのダイナミクス, ベシクル周囲及び膜上での流体力学効果がダイナミクスに及ぼす影響, 二重膜の内外膜の応力非対称の効果など)の問題の理論モデルを構築し,その数値計算から実験で観測されている現象を再現し, その起源を明らかにした.
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