研究課題/領域番号 |
23340124
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
加藤 直 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30142003)
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研究分担者 |
好村 滋行 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90234715)
川端 庸平 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (50347267)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | メゾスコピック系 / リオトロピック相 / 物性実験 / 物性理論 / レオロジー / 界面活性剤 / X線小角散乱 / ラメラ相 / 物件理論 |
研究概要 |
界面活性剤と水が作るラメラ相が,ずり流動場によりオニオン相に転移する現象は、多くの系で見出されているが,オニオン相の形成条件や転移機構については不明の点が多い。本研究では,X線小角散乱/ずり応力同時測定により,オニオン相の温度領域に上限と下限が存在することを初めて見出し,これまではそれらの片方のみが観測されていたことを示した。またこのような上限・下限温度の存在を説明するために,多面体オニオンの弾性エネルギーを与える式を導いた。さらに,上限温度と下限温度それぞれの近傍におけるラメラからオニオン,オニオンからラメラへの4通りの転移過程において,ラメラ膜の配向変化が同じ道筋を辿ることを見出した。
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