研究課題
基盤研究(B)
本研究は後生動物出現とカンブリア爆発時の環境変動を解読し、それらの原因を探求する。従来の研究では両者の差が着目されなかったが、本研究は両者が大きく異なり、出現期の海水は比較的還元的でPやFeを多く含み、多様化期の海水は酸化的で硝酸やCaを多く含む。結果、出現期にPに富む還元的海洋で一次生産が増加し、酸素とゲノム量の増加が起こり、多様化期では酸素増加に伴い低N/Pから高N/P海洋へと遷移し、現在型のRedfield比をもつ一次生産を誘引させた。その結果、タンパク質や筋肉など高窒素量を必要とする可動能動物が出現し、後生動物の大型化、活発化(食物連鎖)、複雑化(捕食からの防御)を引き起こした。
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