研究課題/領域番号 |
23340162
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
安東 淳一 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50291480)
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研究分担者 |
平賀 岳彦 東京大学, 地震研究所, 准教授 (10444077)
森下 知晃 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (80334746)
大藤 弘明 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 准教授 (80403864)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | マントルのレオロジー / オリビン / 塑性変形 / 歪速度効果 / コットレル雰囲気 / 格子欠陥 |
研究概要 |
オリビンの塑性変形特性に与える“超低歪速度の効果”の有無を、上部マントル起源のペリドタイトを構成しているオリビンの“変形微細組織観察”と“微小領域化学組成分析”、及び“変形実験”を通して明らかにすることを目的とした。その結果、観察した全てのペリドタイトにおいて、コットレル雰囲気に起因すると考えられる、転位線へのFeの濃集が認められた。この結果は、上部マントルのダイナミクスを解明するためには、オリビンの塑性変形特性に与える超低歪速度の影響を明らかにする必要があることを強く示唆している。変形実験に関しては、残念ながら研究期間中に成果を得る事ができなかった(現在も研究を継続させている)。
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