研究課題/領域番号 |
23340164
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
荒井 朋子 千葉工業大学, 惑星探査研究センター, 研究員 (10413923)
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研究分担者 |
大竹 真紀子 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (30373442)
三澤 啓司 (二澤 啓司) 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (70212230)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 月 / 月隕石 / かぐや / 地殻 / マグマオーシャン / 月地殻 / 可視近赤外域 / 反射分光 / 鉱物学 / 月惑星起源・進化 / 月惑星探査 / 地殻・マントル物質 / リモートセンシング / かぐや月探査衛星 / 月の起源 / 反射分光特性 / 月の化学組成 |
研究概要 |
月地殻の鉱物分布は月初期のマグマオーシャン組成推定の鍵である。本研究は、月地殻岩石を含む月隕石鉱物分析と月地殻岩盤露出地域の「かぐや」衛星の反射分光データ解析により、月地殻鉱物分布を決定した。結果、月初期地殻は斜長石とかんらん石から成り、月地殻への隕石衝突の熱変成により、かんらん石から二次的に輝石が生じることがわかった。近赤外域で10%程度の輝石共存によりかんらん石の吸収が見えなくなるため、輝石の混在により初期地殻中のかんらん石は衛星分光観測から検知できない。従って現在の月地殻のかんらん石存在度は衛星データで検知されるよりはるかに高く、初期地殻のかんらん石存在度はさらに高いと結論付けた。
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