研究課題/領域番号 |
23340169
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
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研究分担者 |
水上 知行 金沢大学, 自然システム学系, 助教 (80396811)
ウオリス リチヤード サイモン (WALLIS R.Simon / WALLIS R・Simon) 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30263065)
鍵 裕之 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (70233666)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2013年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 / 中性子照射 / マントル / 水 / 顕微分光分析 / レーザーICP質量分析 / 顕微ラマン分光 |
研究成果の概要 |
中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャイトや変泥質岩にはこれらに加え、変質した海洋地殻に特徴的な、塩素に富むハロゲン成分も含まれていた。これらは沈み込んだハロゲンと希ガスの影響が、マントルウェッジの広範に及んでいることを示している。
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