研究課題
基盤研究(B)
宇宙線生成核種の岩石中鉱物での蓄積量が宇宙線にさらされた時間と宇宙線の強度に依存するため,地形変化の年代指標となり,地形変化年代測定法に利用されている。本研究は,この地形変化年代測定法において,新手法につなげるための基礎研究である。(1)速ミュー粒子核反応の研究:加速器を使った実験で,地中深くの宇宙線生成核種の生成の主要な反応である速ミュー粒子核反応を研究し,光子による核反応と酷似していることを明らかにした。(2)マグネタイトを用いた年代測定法の開発:岩石中のマグネタイト鉱物を用いた年代測定法は十分可能性があることを証明した。汎用化につなげるための手法の簡便化・短時間化の検討も行った。
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https://web.fnal.gov/experiment/FTBF/TSW%20Library/Forms/main.aspx