研究課題/領域番号 |
23350001
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
内田 努 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70356575)
|
研究分担者 |
郷原 一寿 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (40153746)
永山 昌史 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (70374585)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2011年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
|
キーワード | 生物物理化学 / 麻酔 / ニューラルネットワーク / 電気信号測定 / 分光測定 / 雷気信号測定 |
研究概要 |
キセノン(Xe)ガスによるニューラルネットワークの信号伝達抑制機構を解明するため、二つの側面から観測を行った。培養ニューラルネットワークの電気信号を、Xeガスを0.1~0.5Mpaまで印加した状態で測定した結果、0.3MPa以上の圧力下でネットワーク特有な信号が完全に抑制された(メゾスコピック観察)。またXeガス加圧下でのニューロンのラマン分光観測を行い、その信号変化を観測した。計算機シミュレーションとの比較から、細胞膜にXeガスが溶解しその機能を変化させる可能性を見出した(マイクロスコピック観察)。これらの結果から、Xeがニューラルネットワーク中の信号伝達を抑制するメカニズムを検討した。
|