研究課題/領域番号 |
23350014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 名古屋大学 (2013-2014) 独立行政法人産業技術総合研究所 (2011-2012) |
研究代表者 |
篠田 渉 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70357193)
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研究分担者 |
都築 誠二 産業技術総合研究所, 上級主任研究員 (10357527)
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連携研究者 |
KLEIN Michael L. Temple University, College of Science and Technology, Dean
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 膜融合 / 分子シミュレーション / 自由エネルギー / 粗視化モデル / 生体膜融合 / 生物物理 / 分子動力学シミュレーション / ストーク / ストレス / 膜弾性 / ベシクル間相互作用 / 脂質混合効果 |
研究成果の概要 |
生体膜融合の分子プロセスの解明のため、全原子モデルを元に定量的粗視化分子モデルを作成し、ベシクルなどの曲率を持った膜間の相互作用や膜融合の解析を分子シミュレーションによって行い、さらに自由エネルギー障壁を解析した。膜を構成する脂質分子種やペプチドによる膜融合への影響を明らかにすると同時に、膜の線張力、曲げ弾性係数などを分子系から定量的に測定する手法開発を行い、これによって連続体モデルと分子シミュレーションの結果の比較を行い、膜弾性理論は融合エネルギーを定性的に説明できるが、定量性はなく分子のコンフォメーションの変化による影響が大きいことを示唆された。
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