研究課題/領域番号 |
23350021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
稲永 純二 九州大学, 先導物質化学研究所, 学術研究員 (50091244)
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研究分担者 |
鬼束 聡明 鹿児島大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (60403937)
古野 裕史 九州大学, グリーンアジア国際リーダー教育センター, 准教授 (90335993)
石塚 賢太郎 九州大学, 先導物質化学研究所, 学術研究員 (20531578)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 合成有機化学 / 分子認識 / 構造有機化学 / 光学活性オリゴマー / 多機能触媒 / 超分子化学 / 合成化学 / 動的らせんキラリティー / ビナフトールオリゴマー / 酸塩基二元機能触媒 / エキシマー |
研究概要 |
軸不斉を有する1,1’-ビ-2-ナフトールを、その3位同士で直結した螺旋オリゴマー分子(2~8量体)のボトムアップ型高収率合成を達成した。2量体や3量体は優れた不斉識別能を有し、超分子構造体や不斉触媒の形成に有用である。2~5量体に関し外部刺激による動的構造変化を調べた結果、twisted rod型とtwisted helix型の両構造を溶液のpHにより制御可能であることを見出した。また、2量体~8量体について基礎物性を系統的に調べたところ、5量体において規則性の乱れが生じたことから、(R,S)5型のtwisted helix構造において螺旋が一回りすることが明らかになった。
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