研究課題
基盤研究(B)
ハロゲン化アリールとヘテロ芳香族化合物の直接的アリール化重合に高活性なパラジウム触媒を開発した。反応により合成されるπ共役系高分子は、太陽電池や電界効果トランジスターなどの材料として有用である。まず、触媒中間体モデルを用いて、反応速度論とDFT計算により反応機構を詳しく解析した。その結果、この錯体は会合して不活性化しやすいが、P(o-MeOC6H4)3 (L1) を配位子に用いることによってこの会合を制御することができ、高い触媒活性を発現できることが分かった。すなわち、パラジウムとL1配位子 (1 mol%) を用いて、種々のドナーアクセプター型π共役系高分子を高収率で合成することに成功した。
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