研究課題
基盤研究(B)
擬全固体電池を構築するために、イオン液体/電極間でのリチウムイオン挿入・脱離反応に伴う活性化障壁を得た。その結果、1)TFSAアニオン系イオン液体を電解液として用いるとイオン液体中でリチウムイオンがTFSAアニオンと強い相互作用を示し、アニオンクラスター構造を作ることが明らかとなり、Li4Ti5O12電極では有機溶媒を電解液として用いた場合と比べ大きな活性化エネルギーを示した。2)リチウムイオン挿入脱離反応電位が高い、LiMn2O4及びLiCoO2電極界面においては通常の有機溶媒と同等の活性化エネルギーを示した。
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ECS Electrochemistry Letters
巻: (in press)