研究課題
基盤研究(B)
本研究は、MgTi2O5 を中心とする擬ブルッカイト型構造を有する三次元ネットワーク型多孔体について、「MgTi2O5 多孔体の基礎物性評価」、「MgTi2O5 を主成分とする擬ブルッカイト系の展開」、「信頼性・環境調和性・コストを含めた部材応用の高度化」の3項目について研究を実施し、低熱膨張・環境調和型セラミックス多孔体の応用を目指した。MgO、TiO2 など資源的・地政学的リスクが少なく、安全かつ比較的安価な材料を主要成分として用いていることが特徴である。本研究では、擬ブルッカイト型構造を有する多孔体が、水質浄化フィルター等の環境材料として有効であることを実証することに成功した。
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