研究課題/領域番号 |
23360023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 成蹊大学 |
研究代表者 |
佐々木 成朗 成蹊大学, 理工学部, 教授 (40360862)
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連携研究者 |
三浦 浩治 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (50190583)
鈴木 勝 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20196869)
板村 賢明 成蹊大学, 理工学部, 助教 (90433854)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ナノトライボロジー / 表面・界面物性 / 摩擦 / フラーレン / グラフェン / 分子シミュレーション / 摩擦力顕微鏡 / 走査プローブ顕微鏡 / トライボロジー / ナノ材料 / 超潤滑 / 剥離 |
研究概要 |
C60/グラフェン界面、グラフェン/グラフェン界面の超潤滑特性を分子力学シミュレーションにより調べた。まず(グラフェン)n/C60/(グラフェン)n界面の超潤滑において、多層(n>1)と単層(n=1)の違いを見出した。単層の超潤滑特性はC60-グラフェン間の積層関係のみによって決まるが、多層の時はグラフェン-グラフェン間の積層関係も寄与して、より低いエネルギーパスが開くためである。またグラフェンシートの剥離・接着において、面接触領域でのスティック・スリップ運動に由来する準周期的な水平力曲線波形が得られ、周期がグラファイトの格子定数にほぼ等しくなることを理論と実験の両方で見出した。
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