研究課題
基盤研究(B)
本研究では、中性子反射率法および高感度反射FT-IRを用いて、摩擦調整剤による境界潤滑被膜の形成メカニズムの解明とトライボ特性との関連性の把握を目標とした。中性子反射率法測定により、長鎖脂肪酸によって摺動表面に形成される添加剤吸着層は単分子層であることが分かった。また、高感度反射FT-IR測定により、表面に摩擦刺激を加えるとその吸着層の厚みは増すことが示唆された。
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