研究課題/領域番号 |
23360160
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
能崎 幸雄 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (30304760)
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研究分担者 |
松山 公秀 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (80165919)
山口 明啓 産業技術総合研究所, ナノスピントロニクス・研究センター, 研究員 (70423035)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
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キーワード | 磁気記録 / 強磁性共鳴 / 垂直磁化膜 / マイクロ波 / 垂直磁気記録 / マイクロ波アシスト記録 / 3次元記録 / 垂直磁気異方性 |
研究概要 |
多層構造媒体を用いた3次元磁気記録について、マイクロマグネティクス計算の手法を用いて調べた。その結果、周波数を適切に選択した円偏向マイクロ波磁場を用いることにより、任意の層に選択的に磁気ビットを記録できることを確かめた。また、磁気特性や構造の最適化により、再生時のS/N確保に必要な磁化600 emu/cm3の磁性層を用いた3次元記録が可能になることを明らかにした。次に、500 Gbpsi級の垂直媒体を用いてマイクロ波アシスト記録実験を行った。幅50 nsのマイクロ波に対して、周波数に依存した保磁力の減少を観察し、15 GHz, 25 dBmの条件で媒体の保磁力を30%低減することに成功した。
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