研究課題/領域番号 |
23360279
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
西野 洋一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50198488)
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研究分担者 |
曽田 一雄 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70154705)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | ホイスラー化合物 / 擬ギャップ / 熱電変換材料 / ゼーベック効果 / 価電子濃度 / 非化学量論組成 / 光電子分光 / 電子構造 / 電気伝導 / 熱伝導 |
研究概要 |
非化学量論組成Fe2-xV1+xAl合金に元素置換すると,電気抵抗率が減少すると同時にゼーベック係数が増大する。ゼーベック係数の価電子濃度(VEC)依存性において,p型はFeリッチ合金(x<0)で110μV/K,n型はVリッチ合金(x>0)で-180μV/Kに達する。一方,V/Al非化学量論効果により,Fe2V1+xAl1-xおよびFe2VTaxAl1-x合金においてゼーベック係数の絶対値が増大するだけでなく,ピーク温度が400-600 Kまで上昇する。とくにTa置換と非化学量論の複合効果により熱伝導率が大幅に減少するため,無次元性能指数は400-500 KでZT=0.22を示す。
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