研究課題/領域番号 |
23360280
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福田 隆 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50228912)
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研究分担者 |
寺井 智之 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (20346183)
掛下 知行 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90127209)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
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キーワード | 力学物性 / マルテンサイト変態 / 弾性変形 / 弾性異方性 / 格子軟化 / 弾性熱量効果 / 制振材料 |
研究概要 |
一般に金属ならびに合金の弾性限界は1%以下であり,理論計算から得られる理想弾性限界の1割にも満たない.我々は,弾性定数C'が著しい軟化を示し,弱い1次のマルテンサイト変態を示すFe3PtならびにFe-Pd系合金を[001]方向から圧縮すると,6%を超える弾性変形が実現可能であることを圧縮試験により見出すとともに,その変形が連続的な格子定数の変化に由来するものであることを圧縮応力下での中性子回折により確認した.さらに,[001]方向からの圧縮応力の増加にともない,1次のマルテンサイト変態の特徴である,変態歪が消失する現象を見出した.
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