研究課題/領域番号 |
23360289
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
兵頭 健生 長崎大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70295096)
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研究分担者 |
清水 康博 長崎大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20150518)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
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キーワード | ガスセンサ / ダイオード / 水素 / ショットキー障壁 / ヘテロ界面 / 湿度 / 酸素分圧 / 合金 |
研究概要 |
陽極酸化チタニア膜と貴金属(PdあるいはPt)電極から成るダイオード式水素センサを作製し,その検知極表面の組成や化学状態が水素検知特性の及ぼす影響を明らかにした。Pd-Pt電極の場合,検知極表面のPt量が少なくなるほど水素応答値が増加すること,検知極表面に存在するPdの酸化割合が少ないほど応答速度が速いことを確認した。また,Pd-Pt表面にある種のポリマーを最適被覆すると,湿潤雰囲気中で水素応答値の増加と酸素濃度依存性の緩和が確認された。さらに,Auを検知極(特にPt)表面に最適修飾することで,湿潤雰囲気中で酸素濃度依存性がほとんどない極めて優秀な水素検知特性を示すことを明らかにした。
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