研究課題/領域番号 |
23360312
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
井上 忠信 独立行政法人物質・材料研究機構, 構造材料ユニット, グループリーダー (90354274)
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連携研究者 |
木村 勇次 独立行政法人物質・材料研究機構, 構造材料ユニット, 主幹研究員 (80253483)
邱 海 独立行政法人物質・材料研究機構, 構造材料ユニット, 主任研究員 (50391214)
中里 浩二 独立行政法人物質・材料研究機構, 材料創製・加工ステーション, 主幹エンジニア (10469778)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 靭性 / 材料強靭化 / 組織制御 / 結晶粒微細化 / 低合金鋼 / フェールセーフ設計 / 材料の強靭化 / 破壊制御 / き裂伝播抑制 / フェールセーフ機能 / 材料の強靱化 / 破壊 / き裂伝播 |
研究概要 |
構造用金属材料は高強度化すると脆化するため,“強靭な材料”が常に求められているが,従来型の合金化主体の材料設計手法では限界が見えていた.本研究では,低合金鋼を対象に,温間域溝ロール圧延加工によって超微細繊維状結晶粒組織を有する鋼を創成し,その破壊挙動を解明することで,強度と靭性を同時に向上できる組織設計指針を明示することを目的にした.結論として,単に結晶粒を微細化するだけでは靭性を向上できないことを指摘し,結晶粒の形態(粒径・粒形)と方位を同時に制御することが必要であることを見出した.そして,強くて壊れにくいフェールセーフ機能を有する強靭な鋼の創成とともに,その破壊メカニズムを明らかにした.
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