研究課題/領域番号 |
23360336
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
松本 幹治 横浜国立大学, 工学研究院, 名誉教授 (30011224)
|
研究分担者 |
中村 一穂 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (30323934)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
|
キーワード | リン / 土壌 / 抽出 / バイポーラ膜 / 脱水ろ過 / 吸着平衡 / セラミック膜 |
研究概要 |
土壌中からのリン回収を目的として、酸・塩基によるリン抽出平衡およびバイポーラ膜電気透析法を用いクローズド化を目指した抽出装置開発を行った。リン抽出平衡を検討した結果、酸・塩基の種類によらずpH 2以下およびpH 11以上でリンが抽出された。抽出液中元素分析の結果、酸側ではAl, Ca, Feと結合したリンが、塩基側ではAlと結合したリンが抽出さることが分かった。バイポーラ膜電気透析実験では、土壌スラリーの投入により酸・塩基の製造効率の低下が観察されたが、抽出液中のリンは平衡関係から予測される値にほぼ等しく、開発した抽出装置により土壌からのリン抽出が可能であることが示された。
|