研究課題/領域番号 |
23360348
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三浦 孝一 京都大学, エネルギー理工学研究所, その他 (40111942)
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研究分担者 |
蘆田 隆一 京都大学, 工学研究科, 助教 (80402965)
河瀬 元明 京都大学, 工学研究科, 教授 (60231271)
LI Xian 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00593972)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2011年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 固固反応 / 低品位鉄鉱石 / 低品位炭 / 還元反応 / ガス化反応 / 低品位鉱石 / 環境対策 / 自然発火 |
研究概要 |
本研究は,我が国のエネルギー消費量の大きな部分を占める製鉄業の高炉プロセスの効率化を目指し,高炉内の反応のうち,極めて速度の遅い鉄鉱石をコークスで直接還元する固固反応を工業的に促進する実現可能な方法を提案したものである。 具体的には,まず,ナノサイズの酸化鉄粒子を用いて,実際に反応界面積を増加することによって固固反応が600℃の低温で進行することを明らかにした。次いで,それを工業的に実現可能な方法として,300℃程度まで加熱すると結晶水が脱離しナノサイズの細孔を形成する低品位鉄鉱石の性質を利用し,形成された細孔に低品位炭やバイオマス由来の熱可塑性炭材を多量に装入する方法を提案した。
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