研究課題/領域番号 |
23360350
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岸田 昌浩 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60243903)
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 固体高分子形燃料電池 / カソード電極触媒 / シリカ被覆 / 耐久性向上 / 物質移動 / 速度解析 / 反応工学・プロセスシステム |
研究概要 |
PEFCのカソード触媒として極めて高い耐久性を示すシリカ被覆白金触媒において,シリカ被覆構造を制御した触媒を調製し,シリカ被覆層中の物質移動について考察するとともに,優れた耐久性の原因について検討した.シリカ被覆層の微細構造の制御を試みた結果,シリカ源を種々変えることで,シリカ層中の物質移動速度が律速にならず,高活性と高耐久性を備えた触媒を調製できることが示された.シリカ被覆触媒の高耐久性の原因は明らかにならなかったが,金属表面とシリカ層の相互作用やシリカの帯電性が高耐久性に寄与している可能性を指摘した.また,シリカ被覆技術を用いて著しく高い耐久性を示すPd-Co触媒を得ることにも成功した.
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